2022年の春、図書館がやってるボランティアに参加した私。
その名も、Library Champion!!
え?何?図書館を舞台に何か競うの?みたいなネーミングですよね。
最初は全く何をするのかわからなかったこちらのボランティア、約3ヶ月たってみて、ようやくその実態がわかってきました。
その時の体験レポをまとめていったので、よかったら最後まで見ていってください!!
Library Champion Programに参加したきっかけ
私がLibrary Champion Programに参加したのは、前に住んでいた地域のNPO法人で働く知り合いから「Library Championっていうボランティアがあるよ」という案内をもらったことがきっかけでした。
図書館が主催してるみたいだけど、本の貸し借りを手伝ったりとか、利用者向けに何かしたりとかっていう感じの仕事ではないらしい。
公式サイトを見てみても、そもそも図書館に行かなくてもできるようで、何をするのかさっぱりわからん。
で、Library Championって、何よ?
と思った私、なんかよくわからなかったので、とりあえずやってみることにしました。
ライブラリーチャンピオンの公式サイト・NewtoBCのリンクはこちら
公式サイトから申し込みをして、まずは説明会に参加。
説明を受けてもやっぱりよくわからなかったけど、悩むくらいならやろうかな、ブログのネタにもなるしと思い、正式に参加を決めました。
Library Champion Program(LCP)ってズバリ何をするボランティア?
Library Champion Programとは何をするボランティアなのか。
超絶ざっくりいうと
図書館が利用者向けに行っているサービスを、新規移民が他のニューカマーに広める3ヶ月間限定のボランティアです。
最初にZOOMを使った研修を受けて、ほかの参加者たちと交流しながらそのサービスについて学んでいきます。
ニューカマーに限らず誰でも、対面・オンライン問わず、さまざまな方法でリーチしながら、図書館の行っているサービス・またはその関連機関が行なっている取り組みについて広めていきます。
3ヶ月の活動期間を終えると修了証が発行され、履歴書に職歴として書くこともできます。
図書館のサービスはこちらの記事にまとめたのでよかったら一緒に読んでみてね!
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LCP実際にやってみた体験レポ1:研修フェーズ
約3ヶ月のボランティア期間のうち、前半の6週間は研修フェーズ。
週に1回・約2時間で、会議はすべてZOOMを使ったオンラインで行われるため、家の中から参加することができます。
ニューカマーが陥りやすい問題や、それにともなって必要となるであろうサポートについて他の参加者とディスカッションしながらニーズを探り、同時にメンバー同士で交流を深めながらコミュニケーションスキルを鍛えます。
その後、実際にライブラリが行っている取り組みについて詳しく学び、知識を深めていきます。
研修フェーズの終盤には、さまざまなシチュエーションのニューカマーを見立て、自由な形式でプレゼンテーションをする回もありました。
研修は基本午前中に行われていたのですが、当時、完全夜型人間だった私、寝起きのアタマで脳みそフル回転させながら参加していたことを覚えています。
参加者はだいたい20代〜50代くらい、アジア系が一番多く、子育て中のママさんとか、難民枠で移民した人とか、バックグラウンドもさまざま。
カナダ歴は私ともう一人10年目の人が最長で、最短だと移民して4日で参加を決めたなんて猛者もいました。
LINCに通っていた時も思ったけど、新規移民向けのプログラムといっても明確に何年目までと線引きをしているわけではなく、参加したい人に対しては比較的オープンなのかなぁと感じました。
LCP実際にやってみた体験レポ2:広めるフェーズ(Outreach)
6週間の研修フェーズが終わると、これまで学んだことを実践する、広めるフェーズ(Outreach)に入っていきます。
伝える方法は自由で、対面・プレゼンテーション・SNSなど、どんな形式でもOK。
話す相手も家族や友達、クラスメイト、会社の人など、ニューカマーに限らずカナダ人でも、基本は誰でもいいことになっています。
ただし、宣伝するために見ず知らずの人にまで手当たり次第コンタクトを取るのは、危険なのでやらないでといった忠告はありました。
SNSなどでリーチした場合は、閲覧数・いいねなどのアクションをもらった数などを控えておき、報告のためのシートに記録していきます。
3ヶ月の期間がたった時に、行動記録を主催者に送ってボランティアは終わり、修了証が発行されます。
周りの人に広めるといっても元々知り合いの少ない私、ほとんどリーチしないまま、なんだかんだと日々を過ごすうちに1ヶ月余りが経ち。。。
どうしよう?50人近くも話す相手おらんぞ!そうだ!ブログで広めよう!と思い、このブログを書くに至りました。笑
めざせ50人!みんな、チラッとでもいいので良かったらこの記事も見ていってね!↓
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Library Champion Programに実際に参加してみた感想
研修はただ話を聞くというより、司会者がテーマを持ち寄ってそれについて議論をするという形式で、最初の頃からアウトプットの方が多かったような気がします。
自分がそのテーマについてどう思っているのか考え、その場でアウトプットをする機会が多く、思っていた以上に色々なことを考えさせられました。
北米・カナダの研修、日本とは一味違うなといった感じです。
アウトリーチについては研修の時に簡単な説明は受けますが、やり方について具体的な指示を受けたり、期間中に特別な指導を受けることもありませんでした。
どのようなプランで進めていくかは個々人の判断に委ねられており、かなりの自主性が必要とされます。
これまでの過去の参加者1人につき平均のリーチ数は50人らしいですが、自由な分、やる人とやらない人でかなり個人差が出るのではないかと思いました。
仮に3ヶ月間思うようにリーチが出来なかったとしても、研修を通してこれまで知ることのなかった公的サービスについて詳しくなったというだけでもかなり有意義なものだったと感じています。
私の場合、引っ越してきたばっかりの地域・周りに知り合いがほとんどいない状況で、同じように移民してきたばかりの人たちとの交流を通し、地域社会の一員として活動できている実感が持てたことは参加してみて良かったなと思ったポイントでした。
結論、
ライブラリーチャンピオンに参加したことのない人で興味のある人は絶対にやった方がいい!得することはあっても損はしない!
というのが実際に参加してみた感想です。
まとめ
Library Champion Programとは、図書館の行なっているサービスを対面・プレゼン・SNSなどさまざまな方法で宣伝する3ヶ月間限定のボランティアです。
前半は6回のセッションで他の参加者たちと交流しながら、ニーズやコミュニケーションスキルについて学び、公的サービスについての知識を深めることができます。
のこり1ヶ月半は実践期間で、各自好きな方法で周りの人におすすめのサービスを広めていきます。
ボランティア自体は3ヶ月で終了しますが、この経験を通して得られた知識や経験はその後もずっと続いていくので、もし興味のある方は是非やってみてほしい!と筆者はおすすめします。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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